『鶴の恩返し』
「その晩から夜になるとガタガタゴットンガタガタゴットン機織りの音が響いておりまして、三日三晩続いて4日目の朝になるとピタッと音がやみましてね、婆さん音が止んだね、左様でございますねお爺さん、おそるおそる間のふすまをスーッと開けてみると、隣の部屋の屋財家財がそっくり全部なくなっておりまして、もちろんツルもいなくなっておりまして、あれはツルではなくてサギだったと。」


落語家として10年以上、落雷さんはキャリアを重ねる中で、ある思いを持って公演に望むようになりました。

春雨や落雷 さん
「自分にしかできない落語って何かなと思ったときに、落語が上手い人はごまんといますんで、落語だけで太刀打ちしようと思ったらとてもじゃないけど叶わないでしょ?私は医師としての何か特色のある会を作ることがオンリーワンでできるかなって。」

公演を終え、この日は終わり・・・ではなく、今度は背広姿で再びステージに。


春雨や落雷 さん
「世間には笑いの医療という分野があるんですよ。笑うことで人間の癌とか感染症ですねコロナとか。そういうものをコントロールできる。」