なでしこリーグ2部ディオッサ出雲FCに所属していたブラジル人の元選手2人が監督のハラスメント行為があったと告発した問題で、日本サッカー協会は先月、認定できる証拠がないなどとして懲罰を科さない決定を出しました。
これを受けて14日、監督の代理人弁護士らが会見し、元選手らを名誉棄損で訴えることも検討していると明らかにしました。

元選手2人は、監督から性的な意味のポルトガル語を発せられるなどして試合や練習に参加出来なくなったと、去年11月、リーグに告発文を提出しました。
これに対し先月、日本サッカー協会の裁定委員会は、ポルトガル語の本当の意味を知らなかったという監督の主張や試合の録音などを元に、懲罰を科さないと決定しました。