石破茂総理が、総額3000万円に上るパーティー券の購入代金などを、政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあるなどと報じた週刊誌報道に対し、石破総理は、「全くそのような事実はございません。」と、報道を否定しました。

週間文春は、多いときで600万円のパーティー券の購入の他、陣中見舞いとして100万円の現金を複数回にわたって総理側に渡したなどとする元政治団体代表の男性の証言を報じました。
10年間にわたり、総額は3000万円に上るとしています。

政治資金規正法では、1回のパーティーで、20万円を超える購入者については、氏名や金額を政治資金収支報告書に記載するよう義務づけていますが、総理の収支報告書には、こうした記載がなかったとしています。

この報道について問われた石破総理は、「週刊誌報道にあるような事実は全くございません。実体のない事務所とか、パーティー券の購入とか、そういうことがあるように書いてありましたが、私は全く覚えはありません。秘書にも確認をしましたが、全くそのような事実はございません。」と報道を否定しました。