去年10月の衆議院議員選挙島根1区で落選し、別の候補者と名前の読みが同じで話題になった龜井彰子さん(65)が、選挙運動費用収支報告書を1年近くたった現在も提出していないことが分かりました。

報告書は公職選挙法で、投票日から15日以内の提出が義務付けられています。

島根県選挙管理委員会によりますと、選挙後、出納責任者でもある本人へ督促状を複数回郵送したものの回答がなく、電話も通じない状態だということです。

県選管は、「報告書が提出されないこと自体が極めて異例だ」として、対応に苦慮しています。