世界的な評価を受ける作品はヨーロッパで映画化されたことがあり、地元倉吉でも話が進んでいましたが、東日本大震災などのため頓挫した経緯があります。
今回は地元の人達や錦織監督がプロジェクトを立ち上げて映画化の熱意を高め、実現に結びつけました。

バルコス 山本敬社長
「(倉吉が)どれだけいい町かを映画を通して伝えたい」

倉吉市 広田一恭市長
「この倉吉でそのまま映画化される、市民を代表してお礼を述べ、応援していきたい」

鳥取県 平井伸治知事
「この思いをいよいよ果たす時が来た」

中学生役や子役のキャストは、4月以降、鳥取県と全国でオーディションを開いて決め、この春にはクランクイン。
倉吉市などでの撮影は今年の夏から秋にかけてとなり、来年秋に公開予定です。

家族の絆や瑞々しい少年の感性とともに、賑わっていた昭和30年代のアナログな倉吉の町が監督のこだわりでノスタルジーたっぷりに描かれそうで、映画の見どころとなりそうです。