24日夕方、鳥取県の国立公園大山で、1人で冬山登山していた女性が滑落する事故がありました。
本人からの通報を受け、翌朝、警察などの捜索で女性を発見し、県の防災ヘリコプターで病院へ搬送しましたが、死亡が確認されました。警察による検視の結果、死因は低体温症と推定されるということです。
死亡したのは島根県松江市に住む56歳の女性です。
消防などによりますと、24日午後4時50分頃、鳥取県大山町の大山夏山登山道を1人で登山していた女性から「滑って動けなくなった」と消防に通報がありました。
女性は滑落したとみられ、当時、現場周辺は吹雪でホワイトアウト状態で、方向が分からなくなったため救助要請したということです。