与党が過半数を割り込んだ去年の衆院選に続いて、野党が多数派になるかが注目される夏の参院選まで半年足らず。
鳥取・島根合区選挙区では紆余曲折を経て、自民党候補が決まった一方で、立憲民主と国民民主両党の候補者擁立はどうなるのか?
野党共闘を模索する動きが続いています。
立憲民主党島根県連 亀井亜紀子 代表
「島根を変える、日本が変わるというスローガンで補欠選挙を戦いましたら、やはり島根で変化が起きる時というのは全国で変化が起きる時でして。」
16日松江市内であった立憲民主党島根県連の定期総会。
党本部の小川淳也幹事長が参院選でも勝利を訴えました。
立憲民主党 小川淳也 幹事長
「去年の国会以降、今、必ずと言ってよいと思います。国会には変化が起きており、そして変化を起こさねばなりません。」
同じ連合の支援を受ける立憲と国民は、参院選に向け共に候補者擁立を進める方針ですが、小川幹事長は、立憲と国民間での競合は避けたいとしています。
立憲民主党 小川淳也 幹事長
「両党間の調整、また連合地方組織の様々な仲介、などにも期待をしておりまして。ここ鳥取・島根選挙区においても、そうしたことは最初から最後まで避けたいと。当方としては野党の一本化が必要であるという立場で、共産党さんとも協議をしたい。」
共闘を示唆する立憲幹事長。一方で、擁立する候補については。
立憲民主党島根県連 亀井亜紀子 代表
「いろんな人がね、いっぺんに当たってしまうと、もしね、色良い返事だった時に複雑なことになるので、順番に情報整理しながら当たってる。」
(Q国民民主と立憲が別々の候補者を立てる可能性は?)
「それはないと思いますよ。うん。そんなことをしたらやっぱりね、与党を利するだけなので。そういうつもりはないですね。」
連合との3者で構成する民主ネットワーク会議で情報交換し、候補者の競合は避けるとしました。
国民民主党島根県連も「手取りを増やす」などの政策実現に向け、参院選への候補者擁立を確認しましたが、連合と立憲の3者で候補者選考を進める考えとしています。
国民民主党 浅野哲 選対委員長代行
「今は島根県連として鋭意検討しているという風に我々聞いてますので。候補者を立てた都道府県で比例票の上積みが図れているっていう傾向が明確に出ていますので、次の参院選でもその次の衆院選でも、やはり積極的な候補者擁立っていうのは国民民主党の基本方針としては変わっていない。」
一方で自民党は今月、合区選挙区に新人で島根県議会議員の出川桃子さん。
比例特定枠に、前回合区で当選した現職の舞立昇治さんの擁立を決めたものの、島根県連では6年前の島根県知事選での分裂選挙のわだかまりが残っていることを露呈しました。
自民党 青木一彦 参議院議員
「今、県連が決して一本ではないということです。ぜひ県議会で腹を決めて、県議会の会派一本になって皆が同じ方向を見て進んでいく。」
いまだ一枚岩になり切れない自民党に対し、候補者の顔が見えない立憲・国民の現状は両党の足腰の弱さを示しているとも見られそうです。
参院選にはほかに、共産党新人の亀谷優子さんと参政党新人の倉井克幸さんが立候補を表明しています。















