4日、季節外れの暑さとなった山陰地方。しかし、5日は一転、最高気温が10度前後下がる見込みです。
こうした中、10月に入って衣替えが進んでいますが、クリーニング店ではここ数年ある異変が。


米子市内のクリーニング工場。

キャスター 木嶋雄大
「寒さが近づく衣替えのシーズン、こちらの工場では、クリーニングの依頼が増え、忙しい時期を向かえています」

10月に入り、夏物のスーツや制服のクリーニング依頼が殺到し大忙し。

例年この時期のメインは夏物ですが、ここ数年は違う傾向があるとのこと。

キャスター 木嶋雄大
「工場の中には、こうした夏物もあるんですが、これからの時期に着るであろうダウンジャケットなども目立ちます」

春ごろにはクリーニングを済ませるはずの冬物のアウターや布団が、この時期に出され、約2割を占めるということです。

そこには、コロナが影響していました。

ホワイト急便 山根麗子マネージャー
「(新型コロナで)自宅療養とかなかなかクリーニングに出したくても出歩けないという方、来店できないという方がありまして」

こうしたことから、この時期に夏物と冬物のクリーニング依頼が集中するということです。

今後、本格化する衣替え。
クリーニング後の注意点を聞きました。

ホワイト急便 山根麗子マネージャー
「(ビニールの)包装紙をそのままにして保管されると、ガスが発生してくるんですよね。そのガスが衣類に付着して、衣類が変色するっていうことになりますので、外して保管していただけると助かります」