30日午後5時半頃、鳥取県大山町の夏山登山道6合目付近で男性2人が道に迷った旨の通報が警察にありました。
琴浦大山警察署によりますと、通報したのは県外に住む20歳代の男性で「6合目付近で天候が悪くなり、視界不良で道に迷ってしまった」ということです。
男性は同じく20歳代の男性と2人パーティーで下山しているところでした。
男性らはけがはなく、体調についても問題がないと話しているということです。
警察の電話での誘導により、現在6号目の避難小屋に避難している状況だということです。2人の居住地などは分かっていません。登山届は提出していると話しているということです。
警察の捜索隊が、午後6時頃から現地に向かい、午後7時半現在、救助活動を行っていて、今夜中には遭難者と合流できる見込みとしています。
30日は警察や山岳・スポーツクライミング協会遭難対策委員などが大山で「冬山遭難救助訓練」を実施し、安全な登山を呼びかけていました。