しかし、多胎児家庭への支援はまだまだ不十分なのが現状。
外出への不安や情報の少なさから、孤立感を感じる家庭も少なくありません。

山陰では現在、松江市や出雲市、雲南市で多胎児家庭に無料でサポーターを派遣する事業を実施。
日常の家事や育児、外出などを援助する取り組みが徐々に広がりつつあります。

別の日。
取材班が三つ子ちゃんたちの夕食の時間にお邪魔すると…

父・貴之さん
「ひな、ニンジン食べたフリしてる!康晟の器と入れ替えてニンジン食べたフリしてる!」
母・真理子さん
「食べてないじゃん!こらー!」
陽菜乃ちゃん
「ごちそうしゃまでしたー!」 

家族5人の賑やかで楽しい日々。
しかし、ここに至るまでは決して平坦なものではありませんでした。