26日、全国で新型コロナウイルス感染者の「全数把握」が見直されることを受け、島根県では、「しまね陽性者登録センター」の業務が始まりました。
全数把握の見直しで、医師からの届け出がすべての感染者について必要だったこれまでと変わり、重症化リスクの高い人などに限定されます。
センターにはそれ以外の感染者が自らウェブまたは電話で登録する仕組みで、登録された人は体調が悪化した場合の案内を受けることなどができます。
島根県感染症対策室 田原研司室長
「登録していただいた方々については島根県フォローアップセンターで健康管理・健康観察をフォローアップする体制を整えましたので、ぜひ登録をお願い致します」
9月2日に、先行して同様のセンターの業務を始めた鳥取県では届け出対象外の感染者の約99.8パーセントが登録していて、島根県も積極的な登録を呼びかけています。