21日、全国知事会と国が新型コロナウイルスについて意見交換会を開きました。知事会は国に対し、ワクチンの接種間隔を短くすることなどを求めました。

全国知事会会長 鳥取県 平井伸治知事
「医療従事者や高齢者など重要度の高い人たちが、(オミクロン株対応ワクチンの接種が)ひょっとしたら後回しになるので、ぜひ短縮の可能性について早急に検討いただけるとありがたい」

知事会は、重症化リスクの高い高齢者や医療従事者が、新しい変異株と季節性インフルエンザの同時流行が懸念される年内に、4回目を接種できないケースがあることなどから、現在5か月以上となっているワクチンの接種間隔を短縮するよう国に求めました。

これに対し、加藤厚生労働大臣は年内に接種してもらう方がいいとした上で、専門家の意見を踏まえ、3か月に短縮するなどの方策を10月末までにまとめるよう指示していると話しました。