JR職員が現地に出向き、現場を確認したところ、業者がチェーンソーで伐採した樹木を誤って線路側に倒し、信号機や踏切に電気を供給する信号高圧配電線1本を切断してしまっていたことが分かったということです。

その後、JR職員が復旧作業を実施。発生から約3時後の午後6時半に所定速度で運行を再開しましたが、この影響で、特急列車も含め17本が運休、79本に最大90分の遅れが生じ、利用者約4100人に影響が出たということです。
なお、けが人は出なかったということです。

JR西日本中国統括本部は今後、樹木伐採の際は線路側に樹木が倒れないよう、線路と反対側の直角方向に伐採した樹木を倒すなどの対策の上、定められた手順で作業を実施していきたいとしています。