フットサル日本代表の国際親善マッチが15日夜、松江市総合体育館で行なわれます。コロナの影響で、2年半ぶりという日本での国際マッチ、しかも対戦相手はブラジル代表です。
なぜその地が「島根」なのでしょうか?

14日夜、松江市総合体育館で練習を行っていたのはフットサル日本代表チーム。
松江市の上定昭仁市長が激励に訪れました。
松江市 上定昭仁 市長
「明日の試合、早々に当然ソールドアウトしていまして満席になりますので、皆さんの活躍期待しています。よろしくお願いします」
実は15日午後7時から、この体育館で日本代表国際親善マッチが行われるのです。

三宅純人 記者
「日本代表の対戦相手は、こちら、なんとブラジル代表なんです」
ブラジルはフットサルでも世界屈指の強豪。
2021年のワールドカップは3位で、日本はブラジルに敗れて、ベスト16でした。
コロナの影響もあって、国内でのフットサル日本代表国際マッチは2年半ぶりの開催。ブラジル戦は、9月下旬のアジアカップに向けた大事な強化試合なのです。
フットサル日本代表 木暮賢一郎 監督
「ここ日本、そして松江、ホームでできる喜びを選手たちにも感じてもらいたい」
日本サッカー協会が主催する代表戦が島根県で行われるのは初めてのこと。
なぜ今回、松江が選ばれたのしょうか?日本サッカー協会の田嶋会長に聞きました。
日本サッカー協会 田嶋幸三 会長
「体育館のキャパシティーや体育館の中のクオリティであったり、全部見た中できょうの会場がそれにふさわしい会場であるということ。それで第一試合のブラジル戦をここに持ってきました」

理由の一つは松江市総合体育館が観客の収容数などの基準を満たしていること。
またJリーグのチームがない島根で、フットサルやサッカーの普及を図ることも目的だと言います。
日本サッカー協会 田嶋幸三 会長
「いい試合をして、きょう来てくださったお客様に是非感動してもらいたいと思っています」
対するブラジル代表。強豪国として、もちろん日本に負けるわけにはいきません。

フットサルブラジル代表 マルコス・シャビエル監督
「戦うにはもちろん勝利しかないと考えています」

フットサル日本代表 木暮賢一郎 監督
「このグループであれば間違いなく勝利を掴むことができると思っています」
島根での日本代表戦に、世界の注目も集まります。