27日に行われる予定の安倍元総理の国葬をめぐり、石破茂元幹事長が13日、鳥取県米子市内でBSS山陰放送の単独インタビューに答えました。
石破茂 元幹事長
「今更やめたとか、そんなことはできない。決めた以上は粛々・淡々とやる以外ない。私も、幹事長あるいは国務大臣として安倍さんの元で働いたことが4年あるし、きちんと参列します」
その一方で、「主権者が国民である以上、国葬に対する反対意見については、27日までに減らす努力をすべき」とし、今後国葬を実施する際は、内閣のみではなく、国会が関与する仕組みが必要だと述べました。

石破茂 元幹事長
「イギリスがそうであるように、国会の同意を取ると。あるいは国会が発議をすると。できれば全会一致かそれに近い形が望ましい」
また、1975年に亡くなった佐藤栄作元総理の国葬が、協議の結果、見送られたことにも触れました。
石破茂 元幹事長
「その時の法制局長官が、国葬は司法・立法・行政、3権の合意が必要だと言っていた。その発言をどう考えるか。昔のことと言ってしまうのか、真剣に検討するのか、それは党の姿勢が問われると思います」
葬儀費用が16億円あまりとされることについては、財政法上は違法だとは思わないが、適正な規模と金額で葬儀を行う必要があると述べました。
石破茂 元幹事長
「もし、多く見積もって実際少なかったら仕方ない。少なく見積もって実はもっとかかりましたとかの方が、なんなんだろうなって国民の思いを起こさせてしまう」















