島根発祥の民謡、安来節。
その音色に魅せられた1人の女性がいます。
現在大学4年生、若干21歳にして「師範」の肩書を持つ彼女。
安来節でたくさんの人を笑顔にしたいと絃を鳴らす、若き三味線奏者を取材しました。

どじょうすくい踊りで知られる民謡・安来節。
8月、この安来節の歌や踊り、三味線などの腕前を競う全国大会が、発祥の地・安来市で行われました。
全国から600人近い参加者が集まり鍛え上げた技を披露。
そんななか、「絃 師範の部」に出場したのが、福本唯央那(いおな)さん、21歳です。