鳥取県大山町の国立公園大山で1日、登山中の男性が吐き気や手のしびれなどが生じ、自ら救助要請し救急搬送されました。熱中症だったということです。
琴浦大山警察署によりますと、救助されたのは兵庫県姫路市に住む50代の消防局に勤める男性で、1日午前11時頃から同伴者と2人で大山の夏山登山道から登山を開始しました。
午後2時20分頃、7合目付近を登っている最中に吐き気や手のしびれがあり、しばらくの間休憩して回復を図りましたが、回復せず、動きが取れなくなっていたところ、付近をパトロール活動中だった大山山岳医療部会員が発見。応急処置をしたところ、多少症状が回復したため、同会員に付き添われて自力歩行で下山を開始しました