新型コロナ感染者数の全数把握「見直し」をせず全数把握を「継続する」とした島根県。24日、丸山知事は継続の理由と「見直し」へ疑問を呈しました。


島根県 丸山達也 知事
「全ての人を個別に把握してアプローチをするってことを継続するかどうかなんです。我々まだ出来そうなので続ける。」

島根県は「全数把握」ができない状況にはなっていないと継続の理由を説明しました。

島根県 丸山達也 知事
「(見直しは)感染拡大リスクをはらんだものだと私は思っています。そういうことをやらざるを得なくなっているっていうことについては、私は理解します。ただ感染拡大リスクを高めてるっていうオペレーションをやってるっていうことをきちんと自覚されていないのではないか。」

事務作業の軽減効果はあっても本来的な患者が減る効果はなく、逆に患者が増える感染拡大のリスクをはらむものだと疑問視しました。

島根県 丸山達也 知事
「人流が増しお盆後に顕著なリバウンドが起きてます。もうあと10日もせずに小中学校再開ですよ。」

さらに、お盆休みの後に感染者数が急上昇しているとして、夏休みが終われば日本全国でとてつもない感染拡大要素を一斉に迎えると憂慮し、家庭内感染では、学級閉鎖や休校は不要との通知を出した文部科学省を感染拡大への対策なのかと皮肉りました。