去年秋に引退したトロッコ列車「奥出雲おろち号」に代わって、この春からJR木次線に乗り入れるようになった観光列車あめつち。
地域の外から来て乗るのが難しいとの声にこたえた意外な乗り継ぎルートがこのほど誕生し、京阪神などからの乗客増加を狙います。
7月7日、島根県奥出雲町のJR出雲横田駅に滑り込んで来たのは、青い車体のあめつち号です。
駅前で乗客たちが太鼓演奏の歓迎をうける中、姿を現したのは、1台の車。
この日デビューした奥出雲・奥日野連絡タクシー「たったら~号」です。

出雲横田駅から直線で20キロ程、鳥取県日南町にある伯備線生山駅との間で、あめつちの運転日に運行する計画です。
奥出雲町 糸原保町長挨拶
「県境をまたぐ新たな観光ルートをめぐって頂くきっかけになると思います。」