また、感染者が増える中で、こんな影響も出始めています。

面谷内科・循環器内科クリニック 面谷博紀 理事長
「総合感冒薬が品薄状態と聞いておりまして、現在処方がしづらい状況となっています。前回流行時も、薬の需要がすごく高まりまして、解熱鎮痛剤、総合感冒薬、去痰剤、せき止め関連の薬が少なくなった、供給が少なくなったという状況がありました」

今後、さらに感染が拡大すると、再び品薄になる処方薬が増えてくると懸念されます。

対策として、手洗いうがい、アルコール消毒など基本的な感染症対策とともに、冷房をかけていても定期的な換気を心がけること。

また、発症後7~10日間は、ウイルスを排出しているといわれているため、症状が治まっても感染を拡大させないために慎重な行動を心がけてほしいと呼びかけています。