島根県最大の赤梨の生産地、浜田市旭町で、今年度産の出荷がはじまっています。
旭町では2つの法人と6軒のナシ農家が合わせて14.5ヘクタールで、「幸水」や「豊水」といった7品種の赤ナシを栽培しています。

この日は、朝早く収穫された約1トンの「幸水」が選果場に持ち込まれ、従業員らがひとつひとつ手にとって傷などのチェックをしたあと、光センサーのラインに通し、大きさ別に箱詰めしていきました。

旭町の赤ナシは一昨年、去年と春先のひょうや霜被害による不作がつづきましたが
ことしは天候に恵まれ、3年ぶりに通常どおり出来となりそうとのことで、浜田市旭支所産業建設課では今年度、生産目標150トン・販売額で4千5百万円を見込んでいます。

赤ナシの出荷は主力品種の「豊水」が9月20日頃まで、全体では11月まで続きます。