SNSの力を借り無事名前が分かった謎の生物。かにっこ館では、多くの人に見てもらおうと6月19日から展示を始めました。
来館者も興味津々です。
来館者
「これなんだろうっていう。不思議」
「餅みたいだなと思います」

ちなみにこのボウズボヤ、どんな生き物なんでしょうか?
Xにも投稿していた、ホヤを専門で研究している広島修道大学の長谷川尚弘助教に話を聞きました。
広島修道大学人間環境学部 長谷川尚弘 助教
「群体のホヤなんですね。写真ではツルっとしているように見えているが、ここには本来、ちっちゃい長さが4センチぐらいのホヤがいっぱいびっしりくっついて埋まっているかたちになります」
ホヤの一種の「ボウズボヤ」は水深50メートルくらいに生息し、本来、個虫と呼ばれる小さなホヤが表面に無数に生えています。
しかし、環境の変化などがあるとそれらが全てはがれ、このようなツルツルの状態になるとのこと。