この春、鳥取県消防学校に入校した25人の消防士の卵たちは、一人前をめざし、厳しい訓練の日々を送っています。
先日実施されたのは、いつ起こるか分からない災害を想定した訓練…しかし、実はこれ、ただの訓練ではなく、訓練生には事前予告一切なしの「ドッキリ訓練」だったんです。
入校から1か月で課せられた大きな試練、訓練生たちは無事全員で任務を遂行することができたのでしょうか。
この春、鳥取県消防学校に入校した25人の若者たち。
5月9日、彼らはいつも通り朝礼のため教室に集まりました。
和気あいあいとした雰囲気でテストの返却が行われている時のこと。突如、教室に校内放送が響きました。

「鳥取県西部地区にて大地震発生。初任総合教育第9期の学生は災害対応の指示があったため、アポロキャップ、活動着を着て、屋内訓練場に2列横隊で集合すること」