今年2月中旬から3月下旬にかけ、鳥取県米子市在住の40代の女性が、面識のないタイ・バンコク在住で経営者を名乗る女など2人に、145万円をだまし取られる、SNSを利用したロマンス詐欺が発生しました。
鳥取県警は、SNSを利用したロマンス詐欺と投資詐欺の発生ペースが去年を上回るとして、注意を呼び掛けています。

鳥取県警によりますと、詐欺の始まりは2月中旬。

米子市に住む女性(40代)に、タイ・バンコクに住み美容系の会社の経営者を名乗る見知らぬ女から、いきなりLINEのメッセージが届き、女性は思わず「間違いじゃないですか?」と返信しました。
それに対し女から、一度は「人違いでした」とメッセージがきたそうですが、2人のやり取りはその後半月にわたって続き、お互いの生活状況や境遇などの日常会話を、LINE上でやり取りする友人関係に発展したということです。