また2012年3月には鳥取市青谷町の海岸に5メートルほどのオオギハクジラとみられるクジラが漂着。地元の漁業者やサーファーが一度は沖に戻しましたが、再び岸に押し戻され息絶えてしまいました。

2015年4月にも琴浦町でミンククジラの死骸が漂着しました。

鳥取でのクジラ漂着は3月から4月に集中しています。考えられる理由は?

鳥取県立博物館 一澤圭 学芸員
「過去の事例からすると冬から春にかけての時期が多いですね。恐らくは北西の季節風などで、打ち寄せられるといったことが多いんじゃないかなと思います」

砂浜であれば重機を使って移動させることができますが、今回漂着したのは岩場。今後の対応は県などと話し合って検討するということです。