特急「やくも」の新型車両デビューをきっかけに、山陰地方では鉄道写真愛好家「撮り鉄」の線路侵入などが問題となっています。
鳥取県は対策に乗り出すことを決め、マナーアップを呼び掛けるチラシを現地で直接、鉄道ファンらに配りました。チラシを受け取った鉄道ファンは、一部の悪質な撮り鉄に対し、「バンバン取り締まってもらってどんどん捕まえてほしい」と憤っています。
鳥取県西部を走るJR伯備線沿線、3つの町には人気の撮影スポットが合わせて20か所ほどあり、特急やくもの新型車両移行に合わせて、全国的にも注目が集まり、連日多くの人が訪れています。
しかし、試運転中の車両に抱きつく人が現れたり…新型やくもがデビューした4月6日には、線路内に人が立ち入ったと通報があり、列車に遅れが生じたりするなど、マナー違反も相次いでいます。