近畿大学病院アレルギーセンター 佐野博幸 教授
「まずは鼻炎症状を悪くします。もう1つは黄砂と一緒の時期になると「花粉爆発」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、黄砂の成分はpHがアルカリ性になっているので、これが花粉とぶつかると花粉がばらけやすくなります。
すると小さな花粉になって下気道にまで入ってきて、ぜんそくを悪くすることがあります」
黄砂は中国大陸から日本に飛来する際に、化学物質や金属成分、カビなどを付着させます。
それを体内に吸収してしまうことで、花粉症やぜんそくなどのアレルギー疾患の増悪に繋がるといいます。
この週末は花見に出かけるという人も多い思いかもしれませんが…