門出の春。各地で卒業シーズンを迎えていますが、かつて、学校の思い出などをつづる「卒業文集」や「全校文集」を作ったという人も多いのでないでしょうか?
その文集ですが、近年、廃止する動きがあるようです。背景には一体何があるのでしょうか。

南部町立会見小学校 生田久枝 校長
「会見小学校ができたのが昭和40年なんですが、その時から始まっていて、今年度で終わることにしました」

こう話すのは、鳥取県南部町にある会見小学校の生田校長です。

実はこちらの小学校では、学校創立以来続けてきた「あいみの子」と呼ばれる全校文集を、今年度限りで廃止することにしました。