鳥取県米子市にある神社に今、人ではないモノが次々と参拝に訪れていると言います。さい銭箱近くに設置された防犯カメラには、夜、意外な参拝客たちが写っていました。
夜、ひと気のない神社。
神社に設置された防犯カメラが、不審な動きをする参拝客をとらえていました。
参拝客は1人ではありません。
ここにも…そして、ここにも!
果たして、その正体とは?
取材班が訪れたのは鳥取県米子市淀江町にある日吉神社。
小崎純佳キャスター
「神社の参道を歩いていると踏切が現れました」
この神社は、境内にJR山陰線が横切っていることでも知られています。
由緒ある神社ですが、ここでも、さい銭泥棒には、頭を悩まされてきました。
日吉神社 安江昌史 宮司
「10年ほど前にはなりますが、ある悪い人がおられまして、さい銭箱を壊されたという経緯があります」
さい銭泥棒の対策として設置した、複数の防犯カメラ。
しかしそこに写っていたのは、泥棒ではなく、たくさんのケモノたちの姿だったのです。

夜の本殿。
現れたのは…アライグマ。しっぽの縞模様が特徴的です。
周りの様子を伺いながら、本殿の中へ入ってしまいました。
アライグマは、別の機会にも写っていて、この時も、本殿に入ったり出たりを繰り返していました。

続いて現れたのは、キツネです。
ある時は2匹で登場。末社の周りを2匹で仲良く行ったり来たりしていました。

こちらは、2匹のタヌキ。
地面を気にしながら、エサを探しているのでしょうか。

続いて境内に降り立ったのは、2羽のフクロウです。
1羽が、さい銭箱近くにやって来ると…次の瞬間!防犯カメラに激突しました。