鳥取県日野町内の病院で、患者と職員19人が下痢やおう吐の症状を訴え、米子保健所は、感染性胃腸炎の集団発生として、注意喚起を行っています。
米子保健所によりますと、16日、日野町の日野病院から「多数の在籍者に下痢、おう吐、吐き気の症状が発生し、一部からノロウイルスが検出された」と報告があったということです。
症状が出たのは病棟患者13人と病院職員6人で、17日午前9時現在も合せて9人に症状がありますが、重症者はいないということです。
米子保健所では、トイレの後や調理前後、食事前の手洗いを徹底すること、下痢やおう吐などの症状がある場合は早めに医療機関を受診することなどを呼び掛けています。