佐渡に伝わるの陶芸『無名異焼』の人間国宝・五代伊藤赤水さんの長男である六代伊藤赤水さんの、襲名後初の記念展が18日から新潟伊勢丹で始まっています。
六代伊藤赤水さんの『無名異焼・むみょういやき』は、優雅な曲線とあわせて目を引く“銀色”の波紋が特徴です。

こちらは、日本古来の「縹色・はなだいろ」を、六代伊藤赤水さんが釉薬にして手掛けた作品です。

上品で艶やかな水色に銀色の釉薬で紋様を付けた作陶で、「赤」を全面に押し出していた五代とは全く異なる印象の作品です。

【六代 伊藤赤水さん】
「私は水色・グレーであったり、父とは全く違うオリジナルを出している作品ですので、その違いを見ていただければなと思います」

『六代襲名記念展』は、新潟伊勢丹で10月23日まで開かれる予定です。
