新潟県内の美術の発展や振興を担ってきた美術育成財団「雪梁舎(せつりょうしゃ)」が設立30周年を迎え、記念式典が開かれました。
「雪梁舎」の設立30周年を記念して開かれた式典には、およそ200人の関係者が参加しました。

美術育成財団「雪梁舎」は、ホームセンターを展開するコメリの創業者・捧賢一さんが新潟の美術振興を願って1993年に設立。翌年、新潟市西区に絵画や白磁器などを展示する雪梁舎美術館をつくりました。

雪梁舎美術館の捧実穂理事長は「雪梁舎美術館は、新潟で美術を振興していくことと芸術家を育成するという思いで建てた。30年間、その理念を継承してきた」と挨拶しました。

雪梁舎美術館では財団の設立30周年記念した金工作家・宮田家一門の展覧会が7月17日まで開かれています。