世界遺産の登録を目指す新潟県の「佐渡島の金山」について花角知事らは改めて金山の価値の周知や保全活動に取り組んでいくことを決めました。

県民会議は「佐渡島の金山」の世界文化遺産の登録を目指して県内の自治体や民間団体などで構成されています。27日の総会には花角知事や佐渡市の渡辺竜五市長らが参加し、2023年の夏から秋に行われるユネスコの諮問機関「イコモス」の現地調査に向けて準備を加速させることを確認しました。

【花角英世知事】
「金山の世界遺産登録、これは県民の長年の悲願であります。国と佐渡市としっかり連携をしながら取り組みを進めていきたい」
また、金山の価値の周知や保全活動に一層取り組んでいくことも決めました。政府が再提出した推薦書は3月、ユネスコの審査を通過し、イコモスに送られました。イコモスは今後、現地調査を行った上で佐渡島の金山を世界遺産に登録すべきかを判断し、順調に進めば来年夏には登録の可否が決まります











