新潟県五泉市の村松地域で、江戸時代の絵巻に描かれた大行列を再現し、甲冑に身を包んだ市民らが町を練り歩きました。
5月5日は村松藩が成立した日。
これに合わせ、五泉市民およそ150人が、甲冑などを着て江戸時代の絵巻に描かれた大行列を再現しました。
この催しは、村松の“城下町文化”を知ってもらおうと2019年に始まったものです。
田辺正幸市長も馬にまたがって、家老になりきっていました。

【五泉市 田辺正幸市長】
「いいお天気で、たくさんのに方おいでいただいてありがたい」
5日の新潟県内は、阿賀町で29.4℃になるなど“夏日”となり、各地で今年の最高気温を観測。

絵巻行列の熱気も相まった会場では、住民も写真を撮るなどの賑わいを見せました。
【五泉市民】
「かっこよかった。鎧とか馬とか」
「歴史ある村松ですから。お天気もいいし。横浜から姪が来まして、見学してもらってよかったです」
「始めて拝見したが、素晴らしいですよね。歴史を感じる…」

170年の時を超えて蘇った「絵巻行列」。
かつての城下町にお囃子の音色が響いていました。










