新潟県では今年の夏から秋にかけて、国などと共同で「弾道ミサイルを想定した訓練」を以下の予定で実施すると18日に発表しました。

弾道ミサイルを想定した住民避難訓練及び初動対処訓練

<実施市及び実施予定時期>
見附市 8月26日
佐渡市 8月27日
新発田市 11月10日
新潟市 11月16日
そのほか、魚沼市でも実施が予定されています。

この訓練は、県や国のほか、消防庁・見附市・佐渡市・新発田市・新潟市・魚沼市を主催者として実施され、詳細な内容については訓練の実施前にそれぞれ別途発表されます。

新潟県では過去にも、燕市や粟島浦村で同様の訓練が行われています。
燕市の渡部地区では2017年6月に実施されました。燕市によりますと、我が国に飛来する可能性がある弾道ミサイルが発射されたという想定で、防災行政無線による住民への情報伝達とともに住民が避難をしました。
農作業中の参加者は直ちに作業を止め、コンクリート製用水路の橋の下や、かんがい用の側溝などに避難する訓練の様子が見られたということです。
また粟島浦村でも、昨年の11月に訓練が実施されています。

弾道ミサイル落下の恐れがあった場合、新潟県では、政府からの「Jアラート」による情報を、市町村の防災行政無線等から自動的に警報が流すほか、携帯電話にエリアメール・緊急速報メールが配信されるとしています。