新潟市では、2022年12月に中央区の保育施設で、職員が園児を長時間叱責するなどの不適切な保育が発覚。


市では1月に、市内およそ350の保育施設に『不適切保育防止の動画』を配布し、保育士や職員ら9000人が各施設で視聴しています。

中之口こども園では、動画研修のあとに保育士同士が話し合ったことで、連携が一層深まったようです。

【4才児クラス担任】「安心安全があるからこそ、子どもたちが自由にのびのびと活動できると思うので、根本の部分をしっかり基盤としてつくっていきたい」


【主任保育士】「子どもだけではなく“職員の困り感”にも寄り添いながら、一緒にどうしたら子供たちのためにより良い保育ができるのかを職員とも共有しながら進めていきたい」


【中之口こども園 齋藤雅子園長】「風通しがよく、みんなで語り合える場が大事だと思う。その過程が保育の質の向上につながると思いますので、職員全員で受けられる体制作りをして取り組んでいけたら」

子どもの心身の成長に密接に関わる保育職員。
『中之口こども園』では引き続き、月に1度の園内研修を行うということです。