食料品の値上がりが止まりません。2月も5400品目以上の食品が値上げされます。
家計を直撃する値上げはいつまで続くのでしょうか。

新潟県上越市のスーパー『しみず屋』では、少しでもお得な商品をと、特売品の卵に買い物客が次々と手を伸ばします。


【お客さんの声】「もう大変ですよね、家計がね」


去年から食品の値上げが続いていますが、帝国データバンクによりますと、2月にも主な食品メーカー195社が5463品目を値上げします。

冷凍食品などの加工食品が半数以上を占め、値上げ率は平均で18%にも及びます。

【お客さんの声】
「若い人たちが弁当持って行くのに、冷凍食品も使っていますのでね」
「困るけど、これだけ毎月ずっと上がり続けてきているから、ちょっと心の中ではもうどうにでもなれって感じ…」


『しみず屋』では、値上げする前のうちに出来るだけ商品を仕入れて店頭価格の値上げを遅らせるようにしているほか、バックヤードの節電などで経費削減にも努めて価格を押さえているといいます。


【しみず屋広報部 長尾暁さん】「対応しきれないぐらいの数の値上げがある。値上げのラッシュですごく頭を悩ませている」

原材料やエネルギー価格の上昇分をまだ十分に転嫁していない企業も多く、値上げの動きがおさまる時期は見通せない状況です。