うまくいかない日も、小さな「できた」を探す
先発でも、途中出場でも、その時の役割を果たすことが求められる。
出場できない時にも、次の機会へ向けて準備しなければならない。
その中で、もっと上手くなりたいという気持ちをどう保ち続けるか。
「いかに捉え方を変えて頑張っていけるか、心をどれだけ燃やしてやっていけるかっていうのが大事だなって」

江﨑が大切にしているのは、日々の中に小さな成長を見つけることだ。
「もうほんの少しでも、できたを毎日毎日積み重ねていくことが大事かなっていうふうに思ってるので」
うまくいかなかったことばかりに目を向けず、昨日より少しでもできたことを探す。それが、自分への自信につながっていく。
取材の終盤、見ている人に「一段階成長した」と感じてもらえるのは、どんな姿かと尋ねた。
江﨑が挙げたのは、前線でボールを失わず、しっかりと収められるようになることだった。インタビューの冒頭で語った課題に、答えは戻ってきた。

今、自分ができるようになりたいことは、はっきりしている。
サポーターには、持ち味のスピードに加えて、こんな姿も見せたいという。
「もっともっと戦う姿勢を見せて、そういうところで見てくれる方に何か響いてくれるものがあれば嬉しいなっていうふうに思います」
ボールを受け止め、味方につなぎ、再びゴール前へ走る。
そのプレーをチームの勝利につなげるために、江﨑杏那は、小さな「できた」を積み重ねている。
※出場状況や試合結果は、取材した2026年9月15日時点










