子宮頸がんなどを予防する「HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン」について、正しい知識の普及と接種を呼びかけるシンポジウムが23日、新潟市中央区で開かれました。

シンポジウムは厚生労働省の「拠点病院整備事業」の一環として開催されたもので、産婦人科医や小児科医らによる基調講演やパネルディスカッションが行われました。
日本産科婦人科学会によりますと国内では子宮頸がんで年間約3000人が亡くなっています。子宮頸がんを引き起こすウイルス感染はHPVワクチンの接種で予防できますが、国内での接種率の低さが大きな課題となっています。

シンポジウムの基調講演では、新潟大学医歯学総合病院の産科婦人科助教・山口真奈子さんが「子宮頸がんってどんな病気?」と題して講演。
続いて新潟大学大学院医歯保健学研究科の特任助教・羽深理恵さんが「子どもをがんから守るために〜HPVワクチンの効果と安心して受けるコツ〜」と題し、ワクチンの効果や安全に接種するための工夫を解説しました。

パネルディスカッションでは講師の2人に加え、新潟県議会議員の荒木法子さんが登壇。荒木議員は自らの闘病体験をスライドとともに語りました。
またモデル事務所「リリマリプロダクション」に所属する愛理さんと現役中学生の愛琴さんも参加し、若者の視点から率直な質問を投げかけ、活発な議論が展開されました。
会場で示されたデータによりますと新潟県内の対象年齢におけるワクチン接種率は35.1%で全国11位、高校1年時に限ると63.9%と全国6位となっていて、啓発活動を継続していく重要性が紹介されました。

シンポジウムの模様は、YouTubeのBSN公式チャンネルでも配信される予定です。










