AIでの解析や2026年度から始まった補助についてなど、『人間ドック』の新潟県内最新事情についてお伝えしす。

まずは『人間ドック』の最大のメリットについて、新潟大学大学院健診・人間ドック学講座の加藤公則教授に聞きました。

「健康診断とがん検診に“医者の指導もついている”というということが、人間ドックの良いところかなと考えています」

新潟市西区でさまざまな健康サービスを提供している『新潟健診スクエア』の“人間ドック”では、肺がんや胃がんの発見につながる胸部・胃部X線検査に加え、肺機能検査や眼圧検査など、1日で70の検査が受けられます。
さらに希望に応じて、すい臓がんや子宮がんなどの各種がん検査も追加できます。

また、脳のMRI・MRA検査と合わせて受けられる『脳健康度AI解析』も、2026年度から新たに始まりました。

「まず自分の脳のサイズを測ってもらって、自分の脳の健康度はどうなんだろうってのをチェックしてほしいなと。そういう意味合いの検査です」

『脳健康度AI解析』は、MRIの画像で認知症のリスク因子となる脳の萎縮度や血管の状態をAIが解析し、脳の健康度を4段階で評価します。

さらにこちらの施設では、全国でも珍しく、『体力測定』も通常の検査項目の一つになっているそうです。

「足腰が痛くなって歩けなくなるってことをロコモティブシンドロームっていうんです。それを、健診で体力測定をして見つけていこうというのが“ロコモ健診”」

ロコモ度テストとして、脚の筋力をみる“立ち上がりテスト”と、脚の可動域をみる“2ステップテスト”を行うそうです。

また体力測定では、バランス力をみる“閉眼片足立ち”・筋力をみる“握力”・柔軟性をみる“前屈”といった測定を行い、その結果をもとに専門スタッフから生活習慣の改善指導が受けられるということです。

なお、2026年度からは、中小企業などが多く加入する協会けんぽから、35歳以上の加入者を対象に最大2万5000円の補助が受けられるようになり、こちらの人間ドックの費用は日帰りで4万4000円だということです。

「年に1回きちんと自分の体をチェックして、がんがないかどうかもチェックして、加えて健康度まで見ていくとね、結局自分の将来をこう考える時にやっぱり自分である程度頑張らないといけないこともあると思うんです。その頑張るきっかけになってほしいかなって思ってますね」