新潟県内で19日に降った警報級の大雪から一夜明け、大雪の峠は越えましたが、下越と中越では、積雪などの影響による交通障害などに引続き注意が必要です。

新潟市中央区では20日午前6時までの24時間に降った雪の量が、観測史上最大となる47cmを記録しました。

この記録的な大雪の影響で柏崎市内の国道8号では、19日夜からおよそ22キロにわたって車の立ち往生や渋滞が発生し、今も続いています。

この雪のピークは過ぎたとみられていますが、20日になっても交通機関への影響が出ています。
JRの在来線は、信越線・越後線・羽越線・上越線などの上下線で一部区間の終日運転見合わせとなっているほか、高速道路は、北陸道・関越道・磐越道・日東道の一部区間などで通行止めが続いています。

21日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、中越と上越の山沿いで15cm、下越の山沿いで10cmなどと予想されています。

下越と中越では、積もった雪による交通障害などに注意が必要です。