柏崎刈羽原発の14年ぶりの再稼働が目前に迫る中、原発立地地域の住民からは様々な声が上がっています。

【地域の会 品田善司 会長】「14年間動いていなかったこの発電所にとって、新たな歴史の始まりとなる一年」

地元住民らが柏崎刈羽原発の安全性について議論する『地域の会』。

今年最初の開催となった7日は、花角 知事が再稼働容認を表明し、県議会に信任を諮った判断のプロセスについて、県の担当者から説明がありました。

【地域の会 本間保 委員】「県議会で同意を得たことで県民の信を問うたことになるなどというすり替え。(当選から)7年間一生懸命考えて、同意するための条件づくりだけをやってきたのかなと」

【地域の会 品田善司 会長】「福島事故以来、再稼働した原発は全てその県議会の議決が優先されていると思う。知事一人に責任を押し付けたような感じがして」

【地域の会 岡田和久 副会長】「万が一の事故避難を懸念している人と、万が一のエネルギー不足・不経済を懸念している人と意見がはっきりしている人は両極端。(国は)この現状を、ここ(新潟県)で交わされていることを再稼働にあたって東京の消費地の人に届けてほしい」

柏崎刈羽原発の全号機停止から14年。東京電力は今月20日に6号機を再稼働する計画です。

こうした中、「再稼働には意義がある」とする柏崎市の桜井雅浩 市長は、7日の定例会見で再稼働を目前に控えた思いを語りました。
【柏崎市 桜井雅浩 市長】「ようやくここまで来たのかというのが実感」

来週16日には、市議会議員とともに柏崎刈羽原発を視察し、東電側と意見を交わすということです。

【柏崎市 桜井雅浩 市長】「(市議は)市民の代弁者として東電に自分の考えを伝えていただきたい。再稼働を目前にした(東電社員の)意識を感じ取れればいいのかな」

桜井 市長は「市民の中には賛否さまざまな声があることを、もう一度東電に伝えることに大きな意味がある」と述べました。