新潟三越の跡地に建設が予定されている37階建ての複合ビルについて、1階から3階が商業施設となり、その上にオフィスとマンションなどが入る計画であることが分かりました。
また、総事業費のうちの68億円を新潟市が補助する計画が示されました。

新潟市議会の環境建設常任委員会で示された、新潟三越跡地の再開発に関する概要によると、37階建てのビルには、1階から3階に商業施設、4階から6階にオフィス、7階から9階に高齢者向け住宅が入り、10階から37階が350戸のマンションとなる計画です。

商業施設部分には屋上庭園が設けられ、地下では西堀ローサとつながるとされています。
商業施設については、
【新潟市都市政策部まちづくり推進課 武石和彦課長】
「広域的な集客力を持つ商業施設として、食料品店・飲食・物販など多様な店舗による、魅力的な商業施設、多様な都市機能を導入する計画です」

また、隣接する敷地には7階建ての駐車場を設け、複合ビルとの間を空中連絡通路で結ぶ計画です。
15日の委員会では、総事業費およそ325億円のうち68億円を新潟市が補助する想定が示されました。

新潟市によりますと、経済効果はおよそ300億円が見込まれ、竣工後25年で85億円の税収があり、投資分は十分に回収できるとしています。

ビルの供用開始は2029年度になるということです。
