女子バレーボールの日本代表としてデフリンピックに出場し、金メダルを獲得した中越高校3年の高橋朋伽 選手が3日、金メダルを手に凱旋しました。

中越高校の全校生徒に出迎えられたのは…
女子バレーボール部に所属する3年の高橋朋伽 選手です。

【高橋朋伽 選手】「これまで応援してくださった皆様や、支えてくださった方々のおかげでここまで頑張ることができました」

チームメートに代読してもらい、聴覚障害者の祭典デフリンピックでの金メダル獲得を報告しました。

【高橋朋伽選手】「チーム全員で最大の力を出し切り、金メダルを獲得することができました。胸が震えるほど嬉しく特別な瞬間でした」

女子バレーボールの日本代表としてデフリンピックに出場した高橋選手はリリーフサーバーとして全試合に出場。決勝のトルコ戦でもその武器が光りました。
【高橋朋伽 選手】「世界と戦う厳しさがあったけれど、その分世界一を取れた嬉しさは大きかったです」
Q自分の持ち味を活かして優勝できたことは?
「特別です!」

高校1年生の頃から耳が聞こえなくなった高橋 選手。

自身の経験を通して伝えたいことがあります。
【高橋朋伽 選手】「もし、やるかやらないかで迷ったときは自分の気持ちを信じて一度行動に移して欲しいと思います。4年後のデフリンピックで、またいい色のメダルが取れるように再び気持ちを入れて練習していきます」