一体どこからやって来る?
新潟市内で相次いで目撃されているイノシシ。

新潟市や警察によりますと、10月以降、中央区の新潟島や西区や東区など、明らかに山から“離れた場所”でも度々目撃されています。
新潟市によりますと、11月末までに131件の出没情報が寄せらています。

新潟県の鳥獣被害対策支援センターは、イノシシは2つのルートで新潟市に入ってきているとみています。

【新潟県鳥獣被害対策支援センター 長谷川和徳 統括調整監】
「弥彦山や角田山から来るルートと、秋葉区の山から来るルートがあると…」
西区や中央区のイノシシは、弥彦山や角田山から海沿いの松林などを通って。
東区や江南区のイノシシは、秋葉区の山から川やヤブなどを通って来ていると推測しています。

走るスピードが時速50km以上に達するというイノシシは、クマ同様に危険な動物だともいえます。

「特に雄には長い牙がありますので、その牙が人体に刺さればかなり深い傷を負うことになるかと思います」










