耳が聞こえない両親との親子愛や息子の葛藤を描いた映画の上映会が、23日に新潟県十日町市で行われました。

十日町で23日に行われたのは映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の上映会。
耳が聞こえない両親から生まれた吉沢亮さん演じる主人公が“聞こえない世界″と、“聞こえる世界″を行き来する中で感じた葛藤や親子愛が描かれた映画で実話が元になっています。

会場では福祉や介護について理解を深めてもらおうと、介護ロボットや手話の体験イベントなども行われました。

ツナガル妻有 実行委員会 村山亮太 実行委員長
「目先の介護とか福祉に携わっていない方々、特に若い方を中心にもっと知っていただきたい。それが広がることで、将来安心して住める地域になると信じています」

映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の県内での上映会は、BSN新潟放送が事務局となって展開していて、今後も各地で開催する予定です。