もしも原発で重大な事故が起きたら…子どもたちを安全に保護者に引き渡すための訓練が11日、新潟県 柏崎市で行われました。
「訓練、柏崎刈羽原発で原子力災害…」

東京電力柏崎刈羽原発から30キロ圏内にある柏崎市の南中学校で行われた訓練。地震により原発事故が起きたという想定で、生徒を保護者に引き渡す手順を確認しました。

【教諭】「まもなくバスで一時移転。避難経由所に避難することになる」

訓練ではその後、原発から放射性物質が放出されたことを想定。

保護者が迎えに来られなかった生徒は、教職員とともにバスに乗り込み避難しました。

【訓練に参加した保護者は】「実際に原子力災害になると、もうちょっと緊迫するのかなと。(訓練は)やっぱり必要だと思う」

【訓練に参加した保護者は】「仕事をしているので仕事中だったり、皆さんが一気に迎えに来ると思うので、子どもをしっかり迎えに来られるのか心配になった。どう迎えに行くか子どもと普段から話し合っておきたい」

柏崎市内の小中学校、保育園では今後もこうした訓練が計画されていて、参加者はいざというときの備えを確認していました。