新潟県長岡市の市立学校に勤務する会計・経理担当の事務職員が、保護者からの預り金1300万円余りを着服していたことが分かりました。

長岡市教育委員会によりますと、この職員は2022年7月から今年5月にかけて、教材費や修学旅行積立金など保護者からの預り金を管理する19の口座から、校長の決裁などなく不正に現金を引き出していました。

2025年5月に本人から学校長へ「着服した」という申出があり、長岡市教育委員会が内部調査をしたところ、これまでに1300万円余りの着服が判明したということです。

この事務職員は着服した金について「生活費やボートレースなどのギャンブルに使っていた」と話していますが、すでに全額が返済されています。

この職員は県の正職員であるため、処分については今後に新潟県教育委員会で決めるということです。