“新潟県のシンボル”の一つ『県の鑑賞魚=ニシキゴイ』
その、年に一度の品評会が小千谷市で開かれ、541点の泳ぐ宝石が艶やかな姿を競いました。


62回の歴史を誇る新潟県の『新潟県錦鯉品評会』。丹精を込めて育てた生産者自慢のニシキゴイの美しさを競うもので、今年は541点が出品されました。


【全日本錦鯉振興会新潟地区 伊佐光徳区長】「品種がすごくバラエティー豊富で、見たことがないようなニシキゴイがすごくいっぱい並びますので、それがなんといっても新潟の魅力かなと。自分の作った『芸術の見せ合い』の大会」

審査の結果トップに輝いたのは、体つきや模様のバランス、ツヤなどが評価された「7歳の紅白」です。


【来場者】「こんなに大きくなるんですね、びっくり~!」


鮮やかな色彩に、ダイナミックな模様…。
ニシキゴイは、どれをとっても同じものがない、豊かな個性が魅力です。
国内外から多くの人が訪れた会場には、海外からのバイヤーや国内の愛好家らがニシキゴイの優美な姿を堪能していました。


【ベルギーからのバイヤー】「錦鯉はいっぱい好きです!一番です。まるで泳ぐ絵画のよう(ムービング ペインティング)です」


【徳島県からの愛好家】「びっくりしましたよ。横綱級ばっかりという感じ、相撲に例えてみたら」


世界が惚れ込む『泳ぐ宝石』。
6日には新潟市の朱鷺メッセを会場に、各国の大使らを招いた『世界錦鯉サミット』が世界で初めて開かれる予定です。