新潟県の新たなシンボル“県の石”に『ヒスイ』が指定され、国内最大の産地・糸魚川市で記念式典が開かれました。
4日午前に開かれた記念式典には、およそ300人の糸魚川市民と、花角英世新潟県知事や糸魚川市の米田徹市長らが参加しました。


新潟のヒスイは、歴史・文化・地質学の観点から「独自性が高く、県を代表する石と言える」などとして『県の石』に指定されました。
県のシンボルの指定は、「県の花=チューリップ」や「県の鳥=トキ」などに続いて6例目です。


【新潟県 花角英世知事】「国内外の方々に対しましても、本県のこのヒスイの魅力を発信し、交流人口の拡大につなげてまいりたいと思います」


【糸魚川市 米田徹市長】「昔から歴史の中に刻まれていたような感覚の中で身近に感じていたヒスイが、このように『県の石』になったということで、広く伝わったということを感じて非常に嬉しく思っています」


糸魚川市は国内最大のヒスイの産地で、地元の関係団体が『県の石』への指定を求めてきました。


【式典に参加した糸魚川市民】
「良かったですよね。頑張ってきたんだから」

「知名度が広がって糸魚川に来られる方が非常に多くなれば、糸魚川もにぎわうんじゃないかなと思っています」


糸魚川市では、世界最古のヒスイ文化を県内外に知ってもらうために、今後もイベントなどを行いたいとしています。